Topics

キチンの波とは?

キチンの波とは、アメリカの経済学者キチンにより明らかにされた約40ヶ月の周期を持つ景気循環のこと。

具体的には以下。

金融・経済用語辞典より引用

(1)生産量増加・在庫増加
主に好景気の末期。生産量が非常に拡大している。

(2)生産量減少・在庫の増加
生産過剰によって在庫が増えることで生産量の調整が行われるが出荷量を上回る生産であるため、在庫数は伸びる。景気後退の始まり。

(3)生産減少・在庫減少
景気悪化に伴いさらに生産量を減らす。これにより在庫量も減少する。この状態になると景気後退も終盤。

(4)生産増加・在庫減少
出荷量が増えため、生産量を拡大する。景気の好転により消費も増えているためなお在庫が減少する。景気拡大の始まり。

以上が大まかなキチンの波の周期である。これがおよそ40ヶ月周期で起こるとされているが、近年ではこのキチンの波が観測されないケースも良く見られるようである。(90年代の米国経済など。)

キチンの波の使用例


関連記事

ドル円の現在の状況

ピックアップ記事

  1. スポット取引とは、一般にニュースや新聞等で報道されるレートを取引すること。
  2. フェデラルファンド(FF)とは、米国の市中銀行が支払準備金として「連邦準備銀行に預けた無利息の準備預...
  3. 外貨準備高とは、金融当局が保有する外貨建て資産の残高をいう。為替介入をする際などに利用される。
  4. ブラックアウト(ルール)とは、中央銀行政策決定会合のメンバーが政策決定会合の前後の時期に金融政策マタ...
  5. ダイバージェンスとは、チャート上で、実際の価格値動きとオシレーター指標の示す動き方が逆行している状態...
  6. セリングクライマックス(selling climax)とは、下落局面の最終段階において、市場参加者の...
  7. デフォルトとは、債務不履行のことで利払いや元本の償還ができなくなること。
  8. ナンピン(難平)とは、保有している通貨ペアが下がったときに、さらに買い増しをすること。
  9. トレール注文とは、ストップ(逆指値)注文に値幅指定機能(トレール)を付けた注文方法。
  10. インターバンク市場とは、銀行や証券会社等の金融機関同士が資金の調達や為替取引を行う市場のこと。

アーカイブ